のとちょうのきつねのよめとりのあかり
能登町の狐の嫁取りの灯り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜にイカ釣りをしていると、道のないところに幾つもの火が見えることがあり、これを狐の嫁取りと呼んだという。
- 細部
- 夜にイカを釣っていると、沖から陸のほうを見渡した先、本来なら道などないはずの場所に、いくつもの灯りがぽつぽつと浮かび上がって見えることがあったという。この灯りの列は土地の漁師たちの間で狐の嫁取りと呼びならわされてきた。なぜそう呼ばれるようになったのかについての詳しい説明は残っていないが、夜道に連なる不可解な光を狐の仕業とみなす考え方は、この地域の狐にまつわる伝承と重なるところがある。正体を確かめに行こうとする者はおらず、夜の海に浮かぶ不思議な灯りとして遠くから眺められるだけの現象だったと伝えられている。
- 広まり方
- 1967年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「石川県鳳至郡能都町 高倉地区 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 石川県能登町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ