ほくとのあめのよるにともるきつねのよめいり
北杜の雨の夜に灯る狐の嫁入り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の夕方や夜に、提灯のような光とともに綿帽子姿が見える現象を狐の嫁入りと呼ぶ白州町・武川村の話。
- 細部
- 白州町の白山神社へ向かう山道では、雨模様の夕方や夜に、提灯のような灯りがついたり消えたりしながら連なり、綿帽子をかぶった花嫁のような姿がぼんやりと見えることがあるという。この現象は狐の嫁入りと呼ばれている。武川村でも同様の話が伝わっており、道のないような山中で赤みを帯びた電灯のような光が点滅するのを狐の嫁入りと呼び、五月や六月に多く見られるとされる。神社への参道という特別な場所と、道のない山中という人里離れた場所の両方で、似たような発光現象が同じ名前で呼ばれている点が興味深い。
- 広まり方
- 1978年刊行の『白州の民俗―山梨県北巨摩郡白州町旧菅原・鳳来村―』(東洋大学民俗研究会)と、1996年刊行の『柳沢の民俗―山梨県北巨摩郡武川村柳沢―』(東京女子大学史学科民俗調査団)の双方に記録されている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ