きつねびのぎょうれつ
狐火の行列
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の山中に青白い光がいくつも現れ、増えたり消えたりしながら列をなして進むという。
- 細部
- 夜の山中や墓地に、青白い狐火がいくつも現れ、点いたり消えたりしながら数を変える。西染の墓地では三つ四つの光が一つになったり五、六つに増えたりし、最後に一つが残って上下に跳ねたとの記録もある。小さい光が12、13個並び、近づくとふっと消えた例も伝わる。光は狐が骨をくわえると生じ、松明の列のように進むため「狐の嫁入り」と呼ばれた。杉平集落の奥の窪地は狐の嫁入り場と呼ばれ、木が生えない場所とされる。『町田の民俗―茨城県久慈郡水府村町田地区―』1988年に記録されている。
- 広まり方
- 1988年の民俗調査で町田地区の複数の話者が同様の目撃を語っており、地域で広く知られていたことがうかがえる。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 不明(1988年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ