きつねのよめいり
キツネの嫁入り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 婚礼の夜、狐が花嫁の姿となり灯りを手に川淵を行き来する現象をこう呼んだ。
- 細部
- 小矢部市胡麻島では、嫁取りの夜になると狐が花嫁の姿に化けて現れるといわれてきた。手に灯りを持った狐が、川淵を何度も行き来する様子が見られたといい、これをキツネノヨメドリと呼んで語り伝えている。本物の婚礼行列と見紛うほどの化けぶりが話題となり、夜道に連なる灯りを見かければ、狐の仕業ではないかと噂されたのだろう。人の慶事をなぞるように演じてみせる点が、この化かしの特徴といえる。
- 広まり方
- 1977年の『とやま民俗』掲載、林宏「礪波地方怪怪譚(一)」に記録がある。
- 地域
- 富山県小矢部市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ