きつねのとおりび
きつねの通り火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 藤岡市では、秋に栗が実る頃、山にポポポと赤い灯りが次々と場所を変えて現れるのをキツネの通り火と呼ぶ。
- 細部
- 藤岡市に伝わる話。秋になって栗が実るころになると、向こうの山にポポポという具合に赤い灯りが浮かび上がって見えることがあったのだという。かと思うと、すぐにまた別の場所にも同じように灯りが現れる。こうして次々に場所を変えながら光る様子が、この地でキツネの通り火と呼ばれているものである。栗の実る季節と結びつけて語られている点は、山の恵みが増える時期に山の獣たちの気配も濃くなるという、当時の人々の実感を映しているのかもしれない。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』第二編四二「群馬の世間話:動物に関する話」(井田安雄)による。
- 地域
- 群馬県藤岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ