きつねのれい
キツネの霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一度死んだ花に鉄砲で撃たれたキツネの霊が取り憑き、勝之助が追い出すと花は元の死骸に戻ったという。
- 細部
- 花という娘は一度息を引き取ったはずだったが、なぜか再び呼吸をはじめ、そのまま普通に暮らし続けるようになった。これはキツネが取り憑いているのだという評判が立ち、勝之助という人物がその霊を追い出す役目を引き受けた。憑いていたのは、以前に鉄砲で撃ち殺されたキツネの霊だったという。白い布で包んだ管を使って花の体のあちこちを押さえていくと、体中に玉のようなものが浮かび上がり、最後に油で揚げた芋を五つたて続けに食べてから出ていった。キツネが去った瞬間、花の体は元の亡骸に戻ってしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1942年刊行の『民間伝承』所収、伊藤正之助「クダギツネの話」に、布袋町の村瀬德次郎氏の話として記録がある。
- 地域
- 愛知県江南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ