きつねのこえ
狐の声
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山で松を伐る男に伐るなという狐の声が届き、以後憑かれて衰え祈祷も効かず亡くなったという。
- 細部
- 山に入って松の幹に斧を入れていると、その木を伐らないでくれと訴える狐の声が聞こえてきた。男はそれを振り切ったが、やがて狐に憑かれて体が弱っていった。手を尽くしてさまざまな祈祷を頼んだものの効き目はなく、そのまま命を落としてしまったと伝えられる。姿ではなく声だけが怪異として現れ、樹木を伐ることへの禁忌と、それを破った者に降りかかる災いとが結び付けられた話になっている。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』所収、三田村耕治の狐の話に記録されている。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ