きつねのひ
狐の火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 加西市で筆者が子供の頃に見聞きした狐の火の思い出で、雨上がりの晩に光る火を縁側から数えて楽しんだという。
- 細部
- 語り手が幼いころ、夜になると狐の鳴き声がそこかしこから聞こえてきたという。雨上がりの晩には、あちこちに小さな光がともることがあり、これが狐の火と呼ばれていた。子供たちは縁側に座り、いくつ見えるかを数えて過ごしたりしたという。同じ地域には狐に取り憑かれた、あるいは化かされたという話も語り継がれており、狐の火はそうした狐にまつわる体験のひとつとして記憶されている。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、栗山一夫「下里村の民譚」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県加西市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ