きつねのちょうちん
狐のちょうちん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で狐のちょうちんの灯りを見かけたときは、唾をかければその場で消えるとされていた。
- 細部
- 富士吉田市向原では、夜道で狐のちょうちんと呼ばれる不思議な灯りに出くわすことがあると信じられていた。この灯りを見かけたときの対処法として伝えられているのが、唾をかけるという簡単な方法である。灯りに向かってつばを吐きかければ、狐のちょうちんはそれきり消えてしまうとされ、格別な祈祷や道具を必要としない、誰もが心得ておくべき身近なまじないとして語り継がれてきた。信仰の対象を鎮めるような大掛かりな儀式ではなく、とっさに実践できる簡便な対処法である点が、この言い伝えの特徴といえる。
- 広まり方
- 1983年の『向原の民俗(上)』(山梨県富士吉田市、都留文科大学民俗学研究会)信仰・俗信の項に採録されている。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ