きつねのあな
狐の穴
国内
未確認生物
- どんな話か
- 石で塞いだ狐の穴の近くで見つけた大きな茸を持ち帰ると、それは昼間に置いたはずの石だったという話。
- 細部
- 狐の巣穴を見つけたので、悪さをされないようにと石を投げ込んで塞いでおいたことがあった。その日の夕方、マエダケというきのこを採りに出かけると、思いがけず立派な茸が生えているのを見つけ、喜んでそのまま持ち帰ったという。ところが家に着いてよく見てみると、それは昼間に狐の穴へ投げ込んだはずの、あの石にほかならなかった。茸に見せかけられて運ばされたという、狐の仕業を語る話である。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、野口長義「南会津の民俗(完)」に記録がある。
- 地域
- 福島県南会津町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ