ふじよしだのかわをあるかせるきつねのばかし
富士吉田の川を歩かせる狐の化かし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狐に化かされて川の中を歩かされていた人が、我に返ったのは自宅に帰り着いてからだったという話。
- 細部
- 富士吉田市向原に伝わる話によると、ある人が狐にだまされ、いつの間にか川の中に入り込んで歩き続けていたことがあったという。本人は自分が川を歩いているという自覚すらなく、そのままの状態で家路をたどり、無事に自宅へたどり着いてようやく我に返り、初めて自分がずぶ濡れで川の中を歩いていたことに気づいたのだという。化かされている間は異常に気づかず、正気に戻るきっかけが自宅の敷居をまたぐ瞬間だったという点に、狐の化かしの特徴がよく表れている。
- 広まり方
- 1983年の『向原の民俗(上)』(山梨県富士吉田市、都留文科大学民俗学研究会)口承文芸・世間話の項に記されている。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ