やまがたしのやますそのきつねび
山形市の山裾の狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大正7、8年頃の初夏、祖母と夜道を行く途中、山裾に点々と明滅する狐火を見たという話。
- 細部
- 大正7、8年頃の初夏のこと、急な用事のために暗くなってから祖母とともに出かけたことがあったという。月も出ておらず、田んぼに映る水明かりだけでかろうじて畦道の様子が分かるほどの暗さであった。歩いていると祖母が突然、狐火だと言って前方を指し示した。その方向に目をやると、東南に見える山の裾のあたりに、帯のように連なった光の点々が明滅しているのが見えたという。狐が起こす火として、夜道を歩く人々の間で語り継がれてきた体験である。
- 広まり方
- 1976年の『山形県民俗学会会報』に掲載された岡崎弘太郎の「祖母にきいた狐のはなし」に記録がある。
- 地域
- 山形県山形市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ