やまがたのきつねびときつねのいき
山県の狐火と狐の息
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蒸し暑い晩に用水沿いで嫁入り行列のように連なって見えた狐火は、狐の息だという説明話。
- 細部
- 語り手が少年だったころ、ある蒸し暑い晩に長兄と連れ立って狐火を見たことがあったという。用水路に沿うようにして、まるで嫁入り行列の提灯のように、いくつもの火が連なって見えたのだという。不思議に思って尋ねると、兄は狐火とは狐が口から吐き出す息が光って見えるものなのだと教えてくれたと伝えられている。夜道でこの灯りに出会うたび、人々は狐の仕業だと信じて語り継いできたのだという。
- 広まり方
- 1989年の『美濃民俗』所収、河出碩文「人魂はある」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県山県市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ