わじまのたをとぶきつねび
輪島の田を飛ぶ狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 輪島市門前町の狐火の話で、田に現れる提灯のような灯りの怪異と、正体を追った人が逆に追いかけられた体験を伝える。
- 細部
- 輪島市門前町では、田んぼの上をいくつもの提灯のような火が飛び交う狐火が語られてきた。自分の家の前をよぎることもあれば、すぐ足もとに現れることもあり、足もとに出たときにうっかりそこから歩き出すと化かされてしまう危険があるとされた。ある人が狐火の正体を突き止めようと追いかけたところ、逆に狐火のほうが向きを変えて迫ってきて、3キロメートルほども追い立てられる羽目になったという話も伝わっている。暴こうとした側が反対に追われるという逆転の展開が印象的である。
- 広まり方
- 1991年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による石川県鳳至郡門前町調査報告書に記録がある。
- 地域
- 石川県輪島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ