きつねび
狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 堤に見えた灯を虫送りかと思ったが、広がりも火の粉もない燃え方から狐火だろうと語り合った。
- 細部
- 鴨川の堤の上に点々と火が見えたとき、人々ははじめ田の虫送りの松明だろうと考えた。ところが燃え方がどこか妖しく、いつまでたっても火勢が横へ広がることもなければ、風に散る火の粉が立ちのぼることもない。そのようすを眺めていた者たちは、これこそ話に聞く狐火にちがいないと言い合ったという。見慣れた行事の灯と見分けるための観察のしかたが、そのまま怪異を判定する目安として語り伝えられている。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』に載る三田村耕治の狐の話に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ