しまだのおねみちにつらなるきつねび
島田の尾根道に連なる狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の山の尾根道であるホツに提灯のような光がいくつも連なってちらつくのを、島田市川根町では狐火と呼んだという。
- 細部
- 島田市川根町では、夜になると山の尾根道、いわゆるホツのあたりに提灯を並べたような小さな光がいくつもちらちらと揺れ動くことがあり、これを狐火と呼んで語り伝えてきた。連なって浮かぶ淡い光が、まるで誰かが夜道に提灯を持って行列しているかのように尾根伝いに続いて見えたことから、これは狐の仕業に違いないと考えられたものである。日中には何の変哲もない尾根道が、夜だけ不思議な灯りの連なる場所に変わることが、里の人々の間で語り草になっていた。
- 広まり方
- 1991年刊『静岡県史 資料編25 民俗3』所収、吉川祐子「妖怪と民俗」に記録がある。
- 地域
- 静岡県島田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ