おおつきのやまにならぶきつねび
大月の山に並ぶ狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜に向かいの山へ提灯が並んで見える現象を狐火と呼び、それを目にした瞬間にはすでに自分の足元へ狐が寄ってきているという。
- 細部
- 夜になって向かいの山を眺めたとき、まるで提灯がいくつも一列に並んでともっているかのように見えることがあり、これを狐火と呼んでいる。遠くの山に連なる灯りとして目にするものだが、実はその正体を見ている本人のすぐ足元にまで、いつのまにか狐が忍び寄っているのだといわれる。灯りを目で追っているあいだに、知らぬ間に化かされているというわけで、山の夜道でこの光を見かけたときは、油断せず気を引き締めるべきだと戒められてきた。
- 広まり方
- 1977年刊行の『上和田の民俗』所収、都留文科大学民俗学研究会による昔話の記録にある。
- 地域
- 山梨県大月市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ