おおどてのきつねび
大土堤の狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小河内の土堤の上に一つ火が灯ると次々に連なって並び、美しかったと語られた。
- 細部
- 小河内の大きな土堤のあたりは、狐火のよく出る場所として知られていた。まず堤の上にぽつりと一つ灯りが現れ、それを合図のように次の火、また次の火と連なって並び、しばらくすると端から順に消えていく。語り手はその眺めを恐ろしいものとしてではなく、たいそう綺麗だったと振り返っている。怪異でありながら見物の対象として記憶されている点が特徴で、堤という細長い地形に沿って光が並ぶ形が、灯りの行列という印象を生んだと考えられる。
- 広まり方
- 1929年の『民俗学』に載る有賀喜左衛門の報告、火の玉と狐火に記録がある。
- 地域
- 長野県箕輪町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ