まつもとのあかさかやまにともるきつねび
松本の赤坂山に灯る狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 秋の夕方、赤坂山の松の根元にホオズキのように赤く丸い光が灯るという狐火。
- 細部
- 秋になると、夕方の六時か七時ごろ、板場の赤坂山にある松の根元にきつね火が現れるという。ホオズキのように赤く、ぼおっと浮かび上がり、丸く光って後光が差しているように見える。この狐のちょうちん行列が始まると、気づかぬうちに足元に狐が座り込んでいるので、化かされないうちに早く家へ帰れと言われた。光そのものを不吉とするのではなく、それが出たら退散の合図とみなす、実際的な受け取り方が伝えられている。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、きつねの話のうちきつね火の項に載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ