くりはらのかわらにうかぶきつねび
栗原の河原に浮かぶ狐火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 新築祝いの帰り道、大工が校舎の灯りが不自然に明るくなるのを見た後、六兵衛河原に美しい狐火が多数現れたという話。
- 細部
- 新築の地鎮祭に招かれた大工が、振る舞われたにしんなどのご馳走を藁づとに包んでもらい、それを手に帰路についたときのことである。ふと見ると、小学校の窓明かりがひとりでに灯ったように明るくなった。これは狐の仕業に違いないと考え、藁づとを抱えたままなおも歩き続けていると、やがて校舎の明かりはふっと消え、代わりに六兵衛河原のあたりに数多くの狐火が浮かび上がるのが見えたという。その火はやわらかく明るい光を放ち、恐ろしいというより美しいものであったと語られている。
- 広まり方
- 1976年の『季刊民話』栗駒の狐話・ムジナ話(小野和子)に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ