こうふのきつねびとほねのりん
甲府の狐火と骨のリン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 米倉山や洞山に現れる狐火は、狐がくわえた骨のリンが燃えるとも尻尾の静電気だとも語られている。
- 細部
- 甲府市中道町の米倉山や洞山では、狐火が出るという話がたびたび語られてきた。狐が骨をくわえて歩くとき、その骨に含まれるリンが燃えて光るのだといい、実際に山道で青い火が燃えているのを見て近づいてみると、そこには骨だけが残っていたという体験談もある。また、入浴中にふと外を見ると、山の中腹をふわふわとした灯りがすうっと動いていくのを目にしたという話もあり、これも狐火とされた。一方で、狐火の正体は狐が尻尾で自分の背中をこするときに生じる静電気なのだという、やや理屈めいた説明も伝わっている。
- 広まり方
- 1984年刊『右左口の民俗―山梨県東八代郡中道町右左口地区―』の「口承文芸」の項、東洋大学民俗研究会の調査に、4件とも記録がある。
- 地域
- 山梨県甲府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ