いずしのとおいきつねびととなえことば
伊豆市の遠い狐火と唱え言葉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 遠くに見える狐火ほど狐は近くにいるとされ、専用の呪文を唱えて消す必要があるという伊豆市の俗信。
- 細部
- 伊豆市には、狐火にまつわる独特の言い伝えがある。狐火が遠くに見えているときほど、実際には狐がすぐ近くまで来ているとされ、油断できないのだという。そのため、狐火を見かけた際には「ソーコーヤソーコー」で始まる決まった文句を唱えて打ち消す必要があるとされ、安達ヶ原の故事になぞらえた言葉が続けて唱えられていたという。距離の感覚を逆手に取った戒めと、決まった唱え言葉がひと組になって伝わっている点が興味深い。
- 広まり方
- 1989年刊『静岡県史 資料編23 民俗1』所収、野本寛一「心意の中の動物」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊豆市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ