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噂の出所をたどる

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塙の追いつけない狐火のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

はなわのおいつけないきつねび

塙の追いつけない狐火

国内 未確認生物
どんな話か
流行りの緋色の外套を敷いて休んだ男が狐の糞まみれにされるなど、塙町には狐火にまつわる話が多い。
細部

当時流行していた緋色の毛布外套を着た3人連れが、遠出の帰り道に近道をしようと山へ分け入り、その外套を地面に敷いて一服していると、そばで狐火がぼんやりと灯っては消えるのを面白がって眺めていた。ところが家に帰り着くと、なんとも言えない臭いがすると言われ、調べてみると敷いていた外套は狐の糞だらけになっていたという。別の男は若い頃、5、60ほどの提灯が連なって歩くような狐火を見て、その正体を確かめようと近づいていったが、近づけばまた同じだけ先へ逃げてしまい、どこまで行っても追いつけなかったと語る。

狐火はカドク寺の方から西へ戻り、人の足のようにちらちらと跳ねたり、手まりのように上下したりするともいい、たいてい夜10時頃に現れるとされる。ピンカピンカと灯りながら数を増減させる狐火の話も伝わっている。

広まり方
1971年の『東白川の昔話』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による〈因縁化物話〉の記録に見える。
地域
福島県塙町
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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