あちのやまにならぶきつねび
阿智の山に並ぶキツネ火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山に一列に並んで見える火のことで、遠く見えるときはむしろ狐が近くにいるとされた。
- 細部
- 山手に点々と並んで現れる火をこう呼んだ。遠方に見えるときこそ、当の獣は自分のすぐ近くにいるのだという言い方が伝わっており、距離の感じ方が反転する点が印象に残る。また、火が見えた場所へ後日行ってみたところ、馬糞が並べ置かれていたという話もある。怪火を目にした翌日に痕跡を確かめに行くという振る舞いまで含めて語られており、体験談としての形を保っている。
- 広まり方
- 1981年の『常民』に載った中央大学民俗研究会による長野県下伊那郡阿智村伍和地区の調査報告書に、二つの事例として記されている。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ