よなごのきつねもちとたたり
米子の狐持ちと祟り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狐持ちの家は裕福で他家との縁組を避けられたといい、また猟の話を聞かれた狐を欺いて射止めた男が晩年に発狂し座敷牢で死んだという話も伝わる。
- 細部
- 狐持ちと呼ばれる家筋は知恵者や金持ちが多いとされ、人目に触れない狐を屋敷で飼っているとも噂されたため、普通の家とは縁組をしない風習があったという。一方、維新前のこととして語り継がれる話もある。ある士分の男が明日は海へ猟に出ようと口にしたところ、それを漏れ聞いた狐が用心して山へ身を隠した。ところが男は翌日になって急に行き先を山へ変え、隠れていた狐を見つけて撃ち殺してしまった。この男は晩年になって心を病み、座敷牢に入れられたまま亡くなったと伝えられ、狐を欺いた報いとして語り継がれている。
- 広まり方
- 1932年の『民俗学』所収、天野重安「岡成物語(二)」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県米子市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ