よこすかのおんたけのきつねおとし
横須賀の御岳の狐落とし
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 心を病むと狐が憑いたとされ、症状の重さで雌雄を見分け、御岳の神札で落とした。
- 細部
- 様子がおかしくなった者が出ると、周囲は狐が取り憑いたのだと言って騒ぎ立てた。気鬱の域にとどまるうちは雌が憑いたとされ、正気を失うほどになると雄の仕業と見なされ、病状の重さによって憑いた獣の性別まで判じられた。落とすには武州の御岳山へ出向いてマガミサマを借り受け、その力で狐を噛み潰してもらえばよいとされた。心の病を外から来た獣の仕業として説明し、遠方の霊山の力を借りて祓うという、憑きものをめぐる一連の手順がよく残されている。
- 広まり方
- 1955年の『民俗』に載る小島珱礼「俗信」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横須賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ