きつねをころしたむくい
狐を殺した報い
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 狐の耳と口を裂いて殺した男の妻が産んだ娘に、同じ形の傷があったと伝わる。
- 細部
- 寛文12年、勢州日永村のある男が狐を捕らえ、その耳と口を裂いて殺した。ちょうどそのころ、男の妻は女の子を産んだが、生まれた子どもの耳も裂け、口も歪んでいた。狐を傷つけて殺した行為が、同じ形の異状となって子どもに現れた筋であり、狐を害した報いとして語られる。四日市市の話として、神谷養勇軒の『新著聞集』を収めた『日本随筆大成第2期』(1974年)に記録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第2期に収録の『新著聞集』(神谷養勇軒)に記録。
- 地域
- 三重県四日市市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ