やめしのきつねつきとくろまめちゃのみわけ
八女市の狐憑きと黒豆茶の見分け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狐が憑くと人相が変わり魚や卵を欲しがり、狐は医者に化けて現れるが黒豆茶を出すと見分けられたという。
- 細部
- それまで達者だった人が急に意味の通らない言葉を口にするようになったり、熱が出たり引いたりを繰り返すようになったりすると、狐に取り憑かれたのだと判断された。憑かれた者は目つきが険しく吊り上がって人相まで変わって見え、魚や卵を欲しがるようになり、そのまま命を落とす例もあったという。また病を得て床に就いていると、狐がその家の医者に姿を変えて見舞いに訪れることがあり、人の言葉を口にして話しかけてくるとも語られた。狐かどうかを見分けるには、炊いた黒豆を茶として出すとよく、本物の医者なら口にするところを、狐は決して手を出さないため正体が知れたという。
- 広まり方
- 1981年の『民俗採訪 福岡県八女郡星野村』(国学院大学民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 福岡県八女市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ