きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 津和野町で、家路をたどる老人が畑帰りの女性に声をかけられた後に道に迷い、溜め池のそばで力尽きているのを見つかり、狐の仕業とされた。
- 細部
- 津和野町に伝わる話では、ある年老いた男性が家路をたどっていたところ、近所の商家の娘が畑仕事の帰りに行き会い、声をかけてきたという。もう家に着く頃合いだと思っていたのに、いつの間にか道が分からなくなり、大声で助けを呼んでも誰も現れず、真っ暗な中をあてどなく歩き回るはめになった。結局、老人は溜め池のほとりで力尽きて座り込んでいるところを人に見つけられた。ところが声をかけたはずの商家の娘は、老人とは会っていないと語ったため、これはきっと狐に化かされたに違いないと村では語られるようになった。
- 広まり方
- 1982年刊『山陰民俗』に大庭良美が石見国鹿足郡日原の民俗として記録した話の一つで、村の老人から聞き取った体験談として伝えられている。
- 地域
- 島根県津和野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ