きつね
きつね
国内
未確認生物
- どんな話か
- 気の強い人物が夜の御油並木で狐に化かされ、嫁入り行列を装われてご馳走にありつき風呂まで入ったが、我に返ると溝の中でご馳走はみみずやかえるだったという話。
- 細部
- たいへん気が強く、負けん気の強い性分だというある人物が、夜になって御油の並木道を帰っていたときのことである。狐が嫁入り行列を装ってこの人物に近づき、ご馳走を食べていかないかと持ちかけてきた。誘われるままについていったその人物は、その家でたらふくご馳走を食べたあと、風呂にまで入っていたのだという。そこへ誰かに呼びかけられて思わず返事をしたところ、はっと我に返ってみると、そこは溝の中であり、あれほど食べたはずのご馳走はみみずやかえるであったことに気づいたのだという。
- 広まり方
- 1984年の『中京民俗』誌に掲載された田畠徹・梶原一明・後藤田哲人「口承文芸」に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ