やぶれがさのばけぎつね
破れ傘の化け狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出石町では、キツネが破れ傘をさし子を背負った姿で地蔵の前に現れ、眉に唾をつければ見破れるという。
- 細部
- 兵庫県豊岡市出石町に伝わる話では、キツネは夜になると姿を変え、破れた傘をさしながら子どもをおぶった格好で、地蔵の前に立つことがあるのだという。まるで人間の親子のように見えるため、うっかり気づかず声をかけてしまう者もあったらしい。もっとも、眉のあたりに唾をひとつけておけば、そうしたキツネの化けた姿を見破ることができ、化かされずに済むと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1975年の『千里民俗』所収、久下隆史・森隆男・山下孝志・近藤直也「奥小野の祭礼・信仰・俗信」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ