おさんじゃのもりのふるぎつね
お三社の森の古狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 森の入口で白髪の老婆に化け、ボタ餅を勧めて娘を化かしたと伝わる古狐の話。
- 細部
- 蚕の世話を手伝うため親戚の家へ出向いた娘が、日の暮れかかる頃にお三社の森へ差しかかった。すると白髪の老婆が現れ、ボタ餅を食べていけと勧めてくる。帰りの遅い娘を案じた父親が迎えに出てみると、娘は誰もいない場所へ向かって頭を下げていた。父が背中を叩いたとたん狐が逃げ去り、娘は正気に返ったという。食べ物を差し出して気を引き、体に触れる衝撃で術が解けるという、狐憑きの語りに典型的な筋立てを備えている。
- 広まり方
- 1997年の『伊那』所収、鷹見栄雄「お三社の森の古狐」に記録がある。
- 地域
- 長野県豊丘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ