きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 日暮れの山道で切り株の上に立つ泣く小僧に菓子を与えて去ると、振り返った先には小僧ではなく大きな狐がいたという。
- 細部
- 男が日暮れどきの山道を歩いていると、木の切り株の上に一人の小僧が立っているのを見かけた。最初はさして気にも留めなかったが、その小僧が急に泣き出したので、男は放っておくこともできず声をかけ、持っていた菓子を置いて先を急いだ。しばらく歩いてから何気なく後ろを振り返ってみると、そこにいたはずの小僧の姿はどこにもなく、代わりに大きな狐が一匹座っているだけであった。この一部始終から、あの小僧の正体は狐が化けた姿であったのだろうと語られている。
- 広まり方
- 1932年の『設楽』誌に掲載された菅馬太郎「赤谷の喜作さ」に記録がある。
- 地域
- 愛知県東栄町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ