たかはまちょうのきつねがりもっけんぎょうじ
高浜町の狐狩り木剣行事
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小正月の晩に若者が木剣を作って村を回るきつねがり行事で、後醍醐天皇の頃に悪さをした狐を退治した故事に由来するという。
- 細部
- 小正月にあたる一月十四日の晩、村の若者たちは祝い事のあった家に宿として集まり、ユルダの木を削って木剣とたる形のものを一対こしらえる。それを手に村の辻に繰り出し、キツネガリと呼ばれるはやし言葉を唱えて回るのが習わしであった。さらに、その年に嫁を迎えた家を「シリハリ」といって訪ね歩き、祝いの品をもらい受けたという。この行事の由来は、かつて後醍醐天皇がこのあたりに立ち寄った際、狐がいたずらを働いたのでこれを退治したことにあると語り伝えられている。
- 広まり方
- 1984年刊行の『福井県史 資料編15 民俗』第2章「年中行事」所収、藤本良致「きつねがり」の項に記録がある。
- 地域
- 福井県高浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ