さんちゅうですいじゃくさせるきつね
山中で衰弱させる狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で人を惑わせた末、山中で傷だらけにしたり川から抜け出せなくさせるのは狐の仕業と伝わる。
- 細部
- 狐に惑わされた話として、夜道で行方を失った女中奉公の娘と、川を渡れなかった山を買いに来た人の例がある。大きな家で夜に縄を編んでいた娘は、母の危篤を知らせる見知らぬ人に促されて飛び出し、捜索の末、山中で顔色を失い、衣服が傷だらけの状態で見つかった。別の人は、夜遅く浅そうな川を渡ろうとして水が胸まで達し、川中を引き回されたまま一夜を明かした。どちらも狐にだまされた話と語られる。『民俗採訪』1982年、国学院大学民俗学研究会による三重県度会郡紀勢町の記録である。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1982年「三重県度会郡紀勢町」(国学院大学民俗学研究会)に記録。
- 地域
- 三重県大紀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ