しゅうなんのきをゆらすきつね
周南の木を揺らす狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜、山道を歩いていると狐が木を揺らしたり大勢で木を担ぐような音を立てたりして化かそうとしたという体験談。
- 細部
- 周南市須万に伝わる体験談で、語り手が夜、池田から須万へ向かう真っ暗な山道を一人で歩いていたときのことだという。どこからともなくキツネが現れ、木の枝を大きく揺すってみせたり、まるで五、六人がかりで木材を担いでいるかのような音を立てたりして、歩く人を惑わそうとしてきたと語られている。姿は見えても正体をつかませず、物音や揺れといった間接的な手段で人を化かそうとする、狐の仕業らしい怪異として伝えられている話である。
- 広まり方
- 2002年の『山口県史資料編民俗1民俗誌再考』所収、島利栄子「女性と民俗:嫁いびり・姑の立場」に記録がある。
- 地域
- 山口県周南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ