しらかわのあわばたけをかわとかかすきつね
白河の粟畑を川と化かす狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 名前の付いた狐たちの逸話や、化かされて粟畑を泳いだ話など、白河市表郷に伝わる狐話をまとめた話。
- 細部
- 表郷には、関山の大平の茂吉や谷中のおこんといった名の付いた狐たちが棲んでいるといわれてきた。子供の頃にきつねの嫁入りを目にしたという話も伝わり、粟畑の中を川だと思い込んで泳いでいた者がいたのも、狐の仕業とされている。狐に馬鹿にされていると感じたときはタバコを吸うとよいとも言われた。ぼくてん山の般若ぎつね・つじひろいのおきく・よの町のよごろ・十三塚のおきんという四匹の狐がだまし合いの勝負を繰り広げ、最後に勝ち残った般若ぎつねがこの地で一番の狐と語り継がれている。祝儀に招かれたと思って出かけ、籠いっぱいの石や木の葉を持ち帰った者があったのも、狐に化かされた結果だと伝えられている。
- 広まり方
- 1977年刊行『常民』、中央大学民俗研究会による福島県西白河郡表郷村の調査報告書に記録されている。
- 地域
- 福島県白河市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ