しもすわのきつねぎょうれつとたまうけ
下諏訪の狐行列と弾受け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小僧に化けて人を惑わし、弾を素手で受け、氷結した湖上を行列して渡ると語られた狐たち。
- 細部
- 化け物が出ると噂された下り坂では、夜十時ごろに近づいてきた小僧を捕らえて縛ると狐の姿に戻り、縄を抜けて逃げたという。夜明け前に猟へ出た侍が美しい女に出会い、狐と見て鉄砲を撃ったところ、女は掌の上で弾を転がしてみせたとも語られる。クダ狐に憑かれて死んだ人の法事から戻って急に病んだ者は、御嶽行者に祈祷を頼んだ。諏訪湖が氷結する時期には、狐が明神の輿を守って列をなして渡り、人の目には狐火だけが見えるといい、これを諏訪のまわたしと呼んだ。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、有賀恭一「信州諏訪湖畔の狐」と、1935年の『旅と伝説』所収、尾崎久彌による十九の信濃紀行の報告に記録がある。
- 地域
- 長野県下諏訪町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ