しぶしのきつねとたいのこんれい
志布志の狐と鯛の婚礼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 婚礼で消えた鯛の行方は、キツネの出産を手伝った産婆が見たご馳走だったという志布志市の昔話。
- 細部
- ある婚礼のあった家で、用意していた鯛が忽然と姿を消すという出来事があった。ちょうどその夜、ひとりの産婆が急なお産だといって呼び出され、頼まれるままにお産を手伝った。お産が無事に終わると立派なご馳走が振る舞われ、上等な布団で休ませてもらったのだが、翌朝目を覚ましてみると、そこは人家ではなくキツネの穴の中だったという。産婆が手伝ったのは実はキツネのお産で、振る舞われたご馳走は、あの婚礼の家から盗み出されたものだったのである。
- 広まり方
- 1989年の『民俗採訪』掲載、国学院大学民俗学研究会「潤ヶ野 口承文芸」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県志布志市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ