おまえざきしのきつねのなきごえうらない
御前崎市の狐の鳴き声占い
国内
未確認生物
- どんな話か
- キンス茂次兵衛など個々に通称を持つ狐が住み着いているといい、漁師は宵の鳴き声で翌日の漁場の方角を占った。
- 細部
- 御前崎には人間さながらの通称を持つ狐が何匹も住み着いているとされた。キンス茂次兵衛と呼ばれる狐をはじめ、笹原権兵衛という名の狐、カケヤのおこんという名の狐、そして大久保おたけという名の狐まで、それぞれ固有の呼び名で語られている。漁師たちは宵の口にこれらの狐が鳴く声を聞き分け、その鳴き方や方角から翌日どちらの漁場に出るべきかを占う目安にしていたという。狐が単なる化かし手ではなく、漁の吉凶を告げる存在として扱われている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1991年刊『静岡県史 資料編25 民俗3』所収、石川純一郎「漁業信仰」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県御前崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ