おかやのちゃやであぶらをうばうきつね
岡谷の茶屋で油を奪う狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 茶屋の前で手招きした女に油を預けて酒を飲み、店を出たときには油が消えていた話。
- 細部
- 油を買った帰り道、茶屋の前を通りかかった男が、年増ながら垢抜けた風情の女に手招きされた。誘われるまま油をその女に預け、腰を据えて酒を飲んだ。ようやく茶屋を出て帰路につく段になって、預けたはずの油がどこにもないことに気づく。狐に化かされたのだと語られている。諏訪湖畔で採られた狐の話には、酒や油といった買い物を狙われる型が繰り返し現れ、行き帰りの道が危険な時間と見なされていたことが分かる。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』に載った有賀恭一「信州諏訪湖畔の狐」による。
- 地域
- 長野県岡谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ