おおいのきつねのこのはのだいきん
おおいの狐の木の葉の代金
国内
未確認生物
- どんな話か
- 強い風とともに目の前が急に暗くなり油揚げを奪われたという体験談や、魚売りが狐にだまされ代金が木の葉に変わっていたという話が伝わる。
- 細部
- 昭和20年代のこと、山道を歩いていたら急に強い風が吹き抜け、あたりが真っ暗になった隙に、持っていた油揚げを奪われてしまったという話がある。狐の仕業だとも語られるが、話者自身は身につけていた前垂れがその風で顔を覆っただけではないかとも考えている。酒を飲んだ帰り道に、同じように油揚げを奪われた者もいたと伝わる。ほかにも、狐が女性の姿となって魚の行商人をおどしたり、勘定橋のあたりで行商人をだまして魚を買い取り、後で確かめてみると受け取ったはずの代金がいつのまにか木の葉に変わっていたりする話も残っている。
- 広まり方
- 1997年の民俗採訪誌に、國學院大學民俗学研究会が福井県遠敷郡名田庄村納田終・坂本で採録した報告として収められている。
- 地域
- 福井県おおい町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ