おぐにのきつねつきといつかごのほうこうにん
小国の狐憑きと五日後の奉公人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狐が女性に取り憑いて暴れた話と、行方知れずになった奉公人が狐に化かされて数日後に見つかった話。
- 細部
- ある女性に狐が取り憑く出来事があった。不動院に頼んで祈祷をしてもらい、その狐を男の体に移すと、男は座敷中を跳ね回りながら口走ったという。取り憑いた理由は、養蚕を頼んで願をかけていた姑が、望みが叶ったのに約束の旗を上げなかったためだと語られている。別の話では、朝に草刈りに出た奉公人の男がそのまま戻らなくなり、不動院に尋ねたところ狐に化かされているとのことで、裏山に小豆の飯を供え物として置いたところ姿を消し、男は五日ほどしてから村のはずれで発見されたという。
- 広まり方
- 1977年の『成城大学民俗調査報告書』の「信仰」および「口承文芸」の項に記録がある。
- 地域
- 山形県小国町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ