かじをないてしらせたてらのろうこ
火事を鳴いて知らせた寺の老狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寺に住みついた年老いた狐が鳴き声で火事の発生を知らせ、大火を防いだとされる話。
- 細部
- 東京都練馬区のある寺には、長く住みついた老狐がいた。その狐は火事の起こりを鳴き声で知らせることが二、三度あり、早く気づけたため、いずれも大火に広がらずに済んだ。こうした出来事から、その寺は火消稲荷と呼ばれるようになった。動物が人に先立って危険を告げ、火災の拡大を防いだ点が異常な出来事として語られている。『近畿民俗』1992年の「火の神稲荷の信仰諸相と形成過程」(大森恵子)には、練馬区の事例として記録されている。
- 広まり方
- 大森恵子による稲荷信仰の研究論文(近畿民俗、1992年)に収録され、練馬区域の伝承として伝わる。
- 地域
- 東京都練馬区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ