きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 子狐を射殺した侍の家が怪火で焼けたという報復譚や、飼い猫が夜な夜な狐と踊っていたという話が伝わる。
- 細部
- ある侍が親子で暮らす狐のうち子狐を矢で射殺したところ、その後侍の屋敷が原因不明の火に包まれて燃え上がり、村人たちは狐の報復だと噂した。別の話では、一人暮らしの老婆が飼っていた猫が毎晩手拭いで頬かむりをして出かけていくのを不審に思い、後をつけてみると、そこには狐が待ち構えていて猫と一緒に音頭に合わせて踊っていたという。驚いた老婆は急いで家に戻り、その猫を追い出してしまった。飼っていたはずの猫が異界の仲間を持っていたという発覚が、老婆に強い恐怖を与えたことになる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の動物伝説」、および1996年の『近畿民俗』所収、西浦左門「続丹波美山の言葉と民俗 その3」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ