なかつがわのきつねがばけたむすこ
中津川の狐が化けた息子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 戦死した息子を悼み祈る母の前に息子の姿が現れて消える、狐の化けた幻だったという話。
- 細部
- 一人息子を戦で亡くした母が、高徳寺で毎日欠かさず祈りを捧げていたという。ある日、いつものように祈りを捧げていると、亡き息子とうり二つの姿が、ふっと目の前に現れたのだという。母が思わず手を差し伸べると、その姿はふっと消えてしまったという。これは狐が亡き息子の姿に化けて現れたものだったと伝えられている。蛭川に残る、母の悲しみに寄り添うような怪異譚である。
- 広まり方
- 1993年の『中京民俗』所収「口承文芸」(田川尚美ほか)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県中津川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ