きつねのしかえし
キツネの仕返し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 昼寝中の狐を法螺貝で驚かせた法印が、その後一つ目の化け物に脅かされる幻を見せられ、実は松の木に登らされていたという。
- 細部
- 和光原の法印さんが世立へ向かう途中、引沼の道で昼寝をしていた狐を見かけ、法螺貝を吹き鳴らして脅かしてしまった。しばらく歩いたところにあるお堂まで来ると急に日が暮れたように感じられ、観音堂で休んでいると、立臼を背負った一つ目の化け物と杵を担いだ一つ目の化け物が、それぞれ目をピカンピカンと光らせながら入ってきた。恐ろしさのあまり観音様に抱きついて助けを叫んでいたが、我に返ってみると実際にはまだ昼間で、自分は松の木によじ登った状態になっていた。昼寝を邪魔された狐による仕返しだったのだと分かったという。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の世間話の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県中之条町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ