ながおかのこどもにばけたきつねのにぬすみ
長岡の子供に化けた狐の荷盗み
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小千谷で買い物をした帰り道、峠で子供に化けた狐に馬糞をぼた餅と偽られ荷を盗まれた話。
- 細部
- あるジサ(老爺)が小千谷の町へ買い物に出かけ、いろいろな品を馬籠に入れて背負い、家路についた。峠にさしかかったとき、まだ日盛りだと思っていたのに急に薄暗くなってきた。すると藪の中から子供が現れ、馬の糞を朴の葉に包むと、まるで重箱のように見せてしまう。子供はその先の小屋に入りながら「ばばあ、ぼた餅を持ってきた」と言うので、ジサが「ばばあ、それは馬の糞だがな」と言い返すと、小屋はふっと消えてしまった。気づけば馬籠の中の油揚げやニシン、干鱈などはすっかりなくなっていたという。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一「狐に化かされた話」の項に記録されている。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ