ひとのことばをかいしたきつね
人の言葉を解した狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 撃った鳥を奪う狐を出し抜こうとした猟師が、その狐が人の言葉を理解していたことに気づいた話。
- 細部
- 池に来る鳥を撃っていた猟師のもとへ、狐が飛び出してきては仕留めた鳥をくわえて逃げていた。困った猟師は、鳥が見当たらないふりをして池の周りを歩き回ると、狐も釣られて同じように動いたため、その隙をついて狐を仕留めた。この経緯から狐は人の言葉を理解していたらしいと考えられ、以後この猟師の獲物を狙う魔性は現れなくなったという。別の話では、提灯を持った子供に化けて誘い出そうとした狐を鍬で打ち、翌日その場所に狐の死骸を見つけたとも伝わる。
- 広まり方
- 1929年刊『旅と伝説』所収「奥羽巡杖記」(中道等)に記録されている。
- 地域
- 青森県むつ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ