いどにおちたびゃっこ
井戸に落ちた白狐
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 元旦に白狐が井戸へ落ちて死んで以来、その家は傾いていったと語られた。
- 細部
- 箕輪村のある家では、何代か前の元日に白い狐が井戸に落ちて死んだ。それを境に身代が下り坂になり、以後ついに戻らなかったという。年の始まりという最も改まった日に、白い獣が家の水の源で命を落とすという取り合わせが、家運の衰えを説明する筋道として語られている。家の盛衰の理由を過去の一つの出来事へ遡って求める語り方は各地にあり、この話もそうした家の由来譚のひとつとして採集された。
- 広まり方
- 1950年の『民間伝承』に載る最上孝敬の報告、家の盛衰に記録がある。
- 地域
- 長野県箕輪町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ